微分・積分覚え書き ― 2008/01/03 02:15
パップス・ギュルダンの定理
ある平面が移動してできる図形の体積は、「平面の面積×平面の中心の移動距離」である。
たとえば、ドーナツ型をした図形の体積Vは、平面つまり円の面積Sに、円の中心の移動距離2πr をかければ求められる。
V=2πrS
これは、ドーナツを中心から放射状に細く切り分けて、それを互い違いにつなぎ合わせると、ほとんど真っすぐな円柱になることで直観的に分かる。
クロソイド曲線
高速道路のICに使われている。ドライバーがハンドルを一定の速さ(角速度)で少しずつ回していったときの車の軌道になるように設計されている。
また、ジェットコースターの軌道もクロソイド曲線で設計させている。
サイクロイド曲線
ボールが最も早く地面に届く滑り台の形状。直線上で円を滑らないようにして転がしたときに、円周上の1点が描く軌跡。特徴としては、サイクロイド曲線の長さは円の直径のちょうど4倍となり、サイクロイド曲線と円が転がった直線とで囲まれた面積はちょうどその円の3倍である。
法隆寺の五重塔などの日本の古い神社仏閣などの建築物の屋根は、サイクロイド曲線のようなカーブを描いているものが多い。これは、降った雨をできるだけ早く地面に落とすための工夫らしい。
シャノンの標本化定理(フーリエ変換)
アナログ信号をデジタル信号に変換するときの理論。「ある音がWヘルツ(1秒間にW回振動する)以上の周波数成分を含まない場合、この音を2W分の1秒ごとに分解してデジタル化すれば元の音を完全に再現できる」
ある平面が移動してできる図形の体積は、「平面の面積×平面の中心の移動距離」である。
たとえば、ドーナツ型をした図形の体積Vは、平面つまり円の面積Sに、円の中心の移動距離2πr をかければ求められる。
V=2πrS
これは、ドーナツを中心から放射状に細く切り分けて、それを互い違いにつなぎ合わせると、ほとんど真っすぐな円柱になることで直観的に分かる。
クロソイド曲線
高速道路のICに使われている。ドライバーがハンドルを一定の速さ(角速度)で少しずつ回していったときの車の軌道になるように設計されている。
また、ジェットコースターの軌道もクロソイド曲線で設計させている。
サイクロイド曲線
ボールが最も早く地面に届く滑り台の形状。直線上で円を滑らないようにして転がしたときに、円周上の1点が描く軌跡。特徴としては、サイクロイド曲線の長さは円の直径のちょうど4倍となり、サイクロイド曲線と円が転がった直線とで囲まれた面積はちょうどその円の3倍である。
法隆寺の五重塔などの日本の古い神社仏閣などの建築物の屋根は、サイクロイド曲線のようなカーブを描いているものが多い。これは、降った雨をできるだけ早く地面に落とすための工夫らしい。
シャノンの標本化定理(フーリエ変換)
アナログ信号をデジタル信号に変換するときの理論。「ある音がWヘルツ(1秒間にW回振動する)以上の周波数成分を含まない場合、この音を2W分の1秒ごとに分解してデジタル化すれば元の音を完全に再現できる」
経済理論での微分・積分 ― 2008/01/03 02:43
限界効用逓減(ていげん)の法則
商品などを新たに1個手に入れたときに、その人が新たに得た喜びや満足度のことを限界効用と呼ぶ。そして一般に、限界効用の大きさは、最初の1個目が一番大きく、2個目、3個目になるにつれて小さくなっていく。このように消費用が増えるにつれて限界効用がだんだん減る(逓減する)というのが限界効用逓減の法則である。どんなに好きなものでも、量が多いと飽きてきてしまうといったところである。
ウェーバー・フェヒナーの法則
感覚の大きさは、刺激の大きさの対数に比例する。つまり、刺激の増加量が同じならば、刺激の大きいところほど、その効果は少なくなるということである。たとえば、同じ刺激(くしゃみ)でも、もとから刺激の大きいところ(例えば、駅のホーム)だと、その効果は小さい(誰も気がつかなかったりする)が、その逆の刺激が少ないところ(例えば、図書館など)で、くしゃみをした場合、その効果は大きい(図書館中に響き渡り、誰からも注目されてしまう)ということである。
商品などを新たに1個手に入れたときに、その人が新たに得た喜びや満足度のことを限界効用と呼ぶ。そして一般に、限界効用の大きさは、最初の1個目が一番大きく、2個目、3個目になるにつれて小さくなっていく。このように消費用が増えるにつれて限界効用がだんだん減る(逓減する)というのが限界効用逓減の法則である。どんなに好きなものでも、量が多いと飽きてきてしまうといったところである。
ウェーバー・フェヒナーの法則
感覚の大きさは、刺激の大きさの対数に比例する。つまり、刺激の増加量が同じならば、刺激の大きいところほど、その効果は少なくなるということである。たとえば、同じ刺激(くしゃみ)でも、もとから刺激の大きいところ(例えば、駅のホーム)だと、その効果は小さい(誰も気がつかなかったりする)が、その逆の刺激が少ないところ(例えば、図書館など)で、くしゃみをした場合、その効果は大きい(図書館中に響き渡り、誰からも注目されてしまう)ということである。
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