コンピュータ用語1 ― 2006/05/27 23:44
●OLE ( Object Linking and Embedding/オブジェクトのリンクと埋め込み) OLE 機能とは、別のアプリケーションで作った情報(オブジェクト)をもう一つのアプリケーションの中に組み込むことができ、さらにその OLE 先文書内から保存変更ができるものです。たとえば、ペイントブラシで描いた絵をライトに埋め込んだり、リンク貼り付けを行うと、ライトの文書からそのペイントブラシで作成した絵を起動し、変更し、更新することができます。そのため、いちいち変更のために貼り付け元のペイントブラシを起動したり、元の絵がどこに保存されているか覚えておく必要がありません。OLE には、埋め込みとリンクの2種類があります。
●オブジェクトの埋め込みについて オブジェクトが埋め込まれた後は、情報の元になった OLE 元文書との関連がなくなります。しかし、その埋め込まれたオブジェクトをダブルクリックすると、そのオブジェクトを作成したアプリケーションが起動され、修正することが可能です。修正した後、 [ファイル]-[更新]コマンドを選択し、OLE 先文書に戻ります。
●オブジェクトのリンクについて リンクは情報のコピーではなく、OLE 元文書との参照関係を作ります。つまり、リンクされたオブジェクトの変更を行うと、元文書の変更も行われます。その埋め込まれたオブジェクトをダブルクリックすると、そのオブジェクトを作成した OLE 元文書が起動され、修正することが可能です。リンクでは、OLE 先文書内には、リンクされているというデータだけを保有することになり、ディスク容量を節約することができます。しかし、OLE 先の文書はOLE 元の文書を参照するため、その文書を移動されたり、名前を変更された場合、正常に動作しません。
●メモリリークについて 取得したメモリを解放するタイミングは、プログラマが明示的に記述する必要があり、もし解放し忘れると、メモリ領域を無駄に消費しつづけることになります。このことを「メモリリーク」と言います。メモリリーク自体はメモリを圧迫するだけで、それほど危険ではないとも言えます。つまり、メモリリークの問題と言うのは、メモリが足りなくなっていくという問題そのものよりもさらに悪い問題を暗に持つ場合が多いのです。 もちろんプログラム終了時には OS がヒープを掃除してくれるので、この時点で解放されていないメモリブロックがあるのは問題ないと言えばないのですが、もしあたながプロの SE なら、自分で確保したメモリはすべて自分で解放しなければなりません。わざと解放しないメモリと解放し忘れたメモリを区別するのが困難だからです。すべてのメモリを自分で解放するという方針にしたがうことによって、プログラム終了時に残っている未解放のメモリブロックをメモリリークであるとみなすことができるのです。
●CDMA 2000 1x 次世代の移動通信規格である「CDMA2000」のバリエーションのひとつで、従来のcdmaOneと同じ1.25MHz帯域幅のチャネルそれぞれのデータ伝送速度を向上させた上で、「マルチキャリア伝送方式」(Multi Carrier Division Duplex)により複数のチャネルを同時に使用することで、高速にデータを伝送する次世代の通信方式で、通信速度144kbpsとなっている。
●M2M(マシン・ツー・マシン) 今までインターネットの世界につながっていなかった機械の世界の情報に、ネットワークを介してインフォメーションセンシング(さまざまな情報をキャッチするセンサー)とM2Mセンター(判断・分析機能)を接続し、ネットワーク上のどこからでも、機械上のセンシング情報の収集・指示・制御を行うことでその効用と対価を得るビジネスコンセプトです。
●メッシュ(地図JIS企画用語) 1次メッシュ 80Km四方 (2次メッシュ64枚) 2次メッシュ 10Km四方 (レベル2) 3次メッシュ 1Km四方 4次メッシュ 500m四方
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