IBAサービス ― 2007/07/22 11:11
ITS(高度道路交通システム)・ビジネス・アプリケーションの略。 街で使えるETCサービスのこと。車載器IDを利用して顧客情報を管理し、ガソリンスタンドなどの顧客囲い込みのために使われたりする。
緯度経度メートル換算 ― 2006/05/28 00:22
新宿副都心にある東京都庁の緯度・経度は東経139度41分42秒、北緯35度41分11秒である。経度1秒は日本付近で21~28m、緯度1秒はおよそ31mである。従って、0.1秒単位の緯度・経度を用いれば3m程度の誤差で地球上の位置をユニークに同定できる。
テレマティクスの明日を考える ― 2006/05/28 00:20
テレマティクスとは、車を1つの携帯端末と同様に扱い、インターネットと接続することにより多種多様なコンテンツサービスを受けることができる次世代のリアルタイムサービス。
テレマティクスは、マーケットイン指向でなければ成功しない。ユーザが利用したくなるようなコンテンツの発見と等価である。
巡回セールスマン問題 ― 2006/05/28 00:02
漸近的計算量(ぜんきんてき・けいさんりょう)
O記法と呼ぶ。Orderの「O」
例:F(n)=n^2+n → O(n^2)
O記法は計算量の関数を定数や係数を除外して、最も増加率の大きい変数だけで表したもの。
O(log2N) < O(n) < O(n・log2N) < O(n^C) < O(C^n) < O(n!) nは入力サイズ、Cは定数
多項式時間アルゴリズム← | →指数関数時間アルゴリズム
べき乗は多重ループの処理回数を表し、log2Nは2分割の処理回数を表す。 多項式時間アルゴリズムは実用的だが、指数関数時間アルゴリズムは実用的でない。
アルゴリズムとは問題を解く手順である。
アルゴリズムの計算量は、問題の複雑性を示す尺度である。
計算量クラス: 計算量理論において、計算量の大きさから問題の複雑さを分類したもの
「クラスP」 ・・・決められた手順通りに処理を進めれば解ける問題の集合。これに属する問題を「P問題」という。
「クラスNP」・・・処理の手順に膨大な選択肢があり、その中から1つの手順を選んで、運がよければ解けるというような問題の集合。これに属する問題を「NP問題」という。特に簡単には解けないものを「NP完全問題」という。
※「P」はPolynomial(多項式) 「NP」はNon-deterministic Polynomial
「NP完全問題」の例:
「巡回セールスマン問題」、「ナップザック問題」、「ハミルトン閉路問題」、「箱詰め問題」、「彩色数問題」、「論理式の充足可能性問題」
「巡回セールスマン問題」は、セールスマンが複数の訪問先を巡回する場合に、最短距離で巡回できる「順序」を導き出す問題である。計算量は、O(n!)
「決定性アルゴリズム」 ・・・P問題を解くアルゴリズム →プログラミングで使うもの
「意思決定アルゴリズム」・・・NP問題を解くアルゴリズム
GPRS ― 2006/05/28 00:01
GPRSとはGeneral packet radio service(汎用パケット無線システム)の略で、高速データ通信です。通常GSMでは最高9,600bpsでの通信しかできませんが、GPRSでは上りと下りで合計最高114kbps(携帯の機種およびキャリアに依存)のデータ通信が可能です。また、GPRSはパケット通信方式のため、時間ではなくデータ量で課金されます。2001年ごろから各国のキャリアがサービスを始めました。どのキャリアがサポートしているかは、以下で確認できます。 GPRSを利用するには、GPRS対応の携帯電話と、GPRSをサポートするキャリアのSIMが必要です。 GPRSはPCと接続してデータ通信を行ったり、SMS、WAP等の利用時に使うことができます。
29告示 ― 2006/05/27 23:59
自動車運転者の労働時間等の改善のための基準のことで労働大臣が1989年2月9日に告示したもの(略称:改善基準告示)。主な基準として、
拘束時間
●1カ月293時間超えない
●1日13時間以内、最高で16時間超えない
●1日15時間超える回数が1週間で2回以内
休息期間
●1日継続して8時間以上
最大運転時間
●2日を平均して1日当たり9時間以内
●2週間を平均して1週間当たり44時間以内
連続運転時間
●4時間以内
●運転開始後4時間以内又は4時間経過直後に1回10分以上で合計30分以上の休憩が必要
などがある。
運輸省自交局「デジタコ」を認定/11年春にも製品化へ ― 2006/05/27 23:56
運輸省自動車交通局は1日、トラック業界などから要望の強かったデジタル式運行記録計(デジタルタコグラフ)の認定基準を制定した。認定申請の受け付け開始は平成11年1月からで、実際に市場に出回るのは11年の春ごろになりそうだ。 車両総重量8トン以上・最大積載量5トン以上の大型トラックなどについては、運行記録計の装備が義務付けられている。従来は、アナログ式のものが一般的だったことから、アナログ式だけが認定されていた。しかし、デジタル式は、データ解析などが迅速・容易で、労務管理などにも利用できることから、急速に普及してきている。 現時点では、デジタル式は認定されていないため、アナログ式と併用しなければならず、デジタル式の単独使用を求める声が強くなってきていた。ただ、デジタル式は記録データが人の知覚で直接認識できないことに加え、保存データの改ざんの恐れが消えないことが課題となり、これまで認定されずにいた。 今回、技術的検討の結果として、(1)運行速度・距離・時間を一定時間以下の間隔でサンプリングして記録すること(2)事務所に置く機器に改ざんの有無を発見するための機能を備えること(3)事故現場などで車載器の共通出力端子などから記録データを読み取れること(4)事務所側での汎用(はんよう)パソコンの利用も可能とし、その場合は解析ソフトだけを認定対象とすること――などを技術的要件して定めたもの。 また適正な運行管理のため、記録・保存が義務付けられている運行データなどの電磁的記録に関して、その基本的取り扱いと、運送事業者の順守事項についても定めた。 ただ、認定申請の受付開始については、初めて電磁的記録方式を採用するものなので、認定のための試験設備の整備期間と、認定基準に基づく試作品による試験方法などの検証を行う期間も考慮し、11年1月とした。メーカーによる製品開発も1年程度かかり、最初は申請から認定まで2~3カ月程度かかるものとみられることから、実際に製品化されるのは11年春以降になりそうだ。
テレマティクス用語1 ― 2006/05/27 23:33
・Push型サーバコンテンツ配信(従来のものはPull型、つまり、ユーザがメニュー等で自ら探さないと情報が得られない)
・自発型コミュニティー(コンテンツの収集には限界がある。本当に生の情報はユーザが持っている)
・携帯世代、ネット世代が創り出す自己増殖するコンテンツに可能性がある
・テレマティクス・ビジネスモデル
→センターシステム(構築・運営)
→通信インフラ(Cdma2000 1xEV-DO(最大2.4Mbps)等 Cdma2000 1xは144Kbps)
→コンテンツ(エンターテイメント等)
→車載端末(カーナビ等)
・キラーコンテンツ
(下り)センター→車 キラーコンテンツが混沌としてはっきりしない(キラーコンテンツは存在しない。編集の仕方とカスタマイズでしかない。 エディア談)
(上り)車→センター 意外とキラーコンテンツはある (車情報(エンジン、Co2等)、位置情報等。。。)
・音声認識
・エージェント(プローブ情報(センサー情報:ワイパー動作、ライト点滅等)を掻き集めてセンターに報告するもの) いわゆるM2Mビジネスコンセプトである。
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